よくある質問 その1



生きる意味に関する質問



これまで寄せられた生きる意味に関する質問に

お答えします。

問1 人生の目的なんかなくても

   生きていけるのでは

   ないでしょうか。



答1 あなたは生きて何をするのですか?

   それが人生の目的です。


   生きることを泳いでゆくことにたとえると、

   水平線しか見えない海で、

   あなたはどう泳ぐのでしょうか。



問2 人生の目的は考えなくても、

   今楽しければいいのでは

   ないでしょうか。



答2 それは、どんな楽しさでしょうか。

   欲望を満たすと、不満や苦痛は解消します。

   その過程に感じる「気持ちよさ」が、欲望を満たす幸福感です。

   たとえば、のどの渇きが癒されるにつれ、爽快感は減退する

   しかし、欲望を満たず気持ちよさ"は強烈な幸福感ですが、

   すぐ消え去る宿命は、まぬがれようがありません

   デートの喜びも趣味の楽しみも回数を重ねるとかつて

   の興奮が味わえなくなってしまいます。


   今だけではなく、ずっとかわらない幸せを

   人は、求めているのではないでしょうか。



問3 生きている意味なんか考えたって、

   暗くなるだけだと思います。

   好きなことに没頭して

   しばらくの間でも楽しめれば、

   十分ではないでしょうか。



   趣味や生きがいを「酒」にたとえるならば、

  「酒ほどおいしいものはない、酒がなくて何の人生か。酒飲ま

   ぬ馬鹿」と言うのと同じです。

   ところが逆に、

  「こんな面白い人生に、なんで酒やタバコが必要なんだ」

   と笑う人もいるのです。

   今の人生を満喫できれば、苦しみやさびしさをごまかす努力は、

   いりません。



問4 私は今が幸福だから、

   生きる意味など考える必要が

   ありません。



答4 それは自由です。

   ですが、あなたの幸福は、今だけでいいのですか?

   そのあなたの今の幸せはいつまで続くものでしょうか。


  「今、楽しければいい」といっても、

  「今日、楽しければ、明日は、苦しんでもいい」

   ということではないと思います。
   

   もしそうなら、極端な話、サラ金からお金を借りて、

   買いたいものを買って、食べたいものを食べたら、

   今日は楽しくなります。しかし、明日からは、借金取りに追われて、

   ひどい事になります。そうしたら、後悔はしないでしょうか。

  「今、楽しければいい」というのは、明日も、明後日も、10年

   後も20年後も思っている。ということは、みんな、変わらな

   い幸せになりたいのではないでしょうか。



問5 人生の目的が完成したら、

   何もすることがなくなって、

   つまらんじゃないでしょうか。



答5 達成したらつまらなくなってしまうのは、趣味や生き甲斐などの

   楽しみです。それは、人生の目的ではありません。


生きる意味 飛行機
あなたの人生飛行は?

   生きてゆくことを目的地の飛行場のわからない飛行機にたとえると、

   機内食や機内映画にあたります。そういった喜びは続きません。

   人生の目的は、この場合、目的地の飛行場にあたります。

   飛行場がわかったらつまらないという乗客はありません。

   目的地がわかってこそ、機内食や機内映画が本当に楽しめるのです。



問6 好きな道を歩いていれば

   歩みそのものが楽しいのだから

   目的地はいりません。

   結果は二の次、三の次。

   真理の探究、記録への挑戦、

   「求める過程」が喜びであり、

   人生だと思います。




答6 それは、いつまでつづくと、言い切れるでしょうか

   生きがいによる満足感も、色あせる運命からは逃れられない

   のでしょう。


   デュルケムは、

生きる意味 デュルケム
デュルケム(Wikipedia)

  「歩く行為そのものが楽しいのは、目的なき歩みにむなしさ

   を感じないほど盲目的な間だけ」(デュルケム『自殺論』)

   と言っています。

   
   あなたは一体どこへ向かって生きてゆくのか、その行く末を
   
   冷静に見つめても、なおかつ「死ぬまで求め続ける、歩み
   
   自体が心地よい」

   といえる人はいるのでしょうか。



問7 求まらなくともよい、

   死ぬまで向上、

   求める過程が素晴らしい

   のではないでしょうか。




答7 求めるのは「求まる」ことを前提としているはずですから、

   少し落ち着いて考えれば、百パーセント求まらぬものを、

   死ぬまで求め続けることは意味がないと、すぐわかります。


   たとえば、男子高校生が、女子大を受けたいと思っても

   合格は絶対できません。それでも求まらなくてもよい、

   死ぬまで向上、死ぬまで受験勉強することがすばらしい

   でしょうか。

   
   また、絶対無理な嫁探しを

   死ぬまでし続けることがすばらしいでしょうか。



問8 生きることに意味もクソもないし、

   いきなきゃいけない理由なんて

   ないのではないでしょうか。

   無意味な生をそのまま愛し、

   受け入れるべきだと思います。




答8 生きる意味に悩まず、ただフワフワとまわりに流されるだけなら、

   八十年生きるのも今死ぬのも、変わらなくなってしまいます。


   あなたはなぜ生きているのでしょうか。

   ノーベル賞を受賞したカミュは、次のようにいっています。

生きる意味 カミュ
カミュ(Wikipedia)


   人間の奥底には、生きる意味を「死に物狂い」で知りたが

   る願望が、激しく鳴り響いている(カミュ) 


   どうしても生きる目的を知りたい、いや知らなかったら生き

   てゆけないのが人間です。
 

   特に、幸せの絶頂の時に、生きる意味を考える人はありませんから

   不幸や悲しみの壁にぶつかったとき、強烈に「なぜ生きる」

   と問わずにいられなくなります。
  

   幸せを求めて生きているのに、もっとも忌み嫌う墓場に突進して

   いる以上の矛盾はありません。

   100%確実な未来を直視したとき、

   人生最大の問題に対峙させられるのです。



問9 目的がなくても、

   生きていること自体が素晴らしい

   のではないでしょうか。



   
答9 生きて苦しむだけとか、苦しみに向かっているなら悲劇となります。

   本当の幸せに向かって生きてこそ、素晴らしいのではないでしょうか。



問10 永続する幸福?人生の目的?

    そんなもの最後まで

    見つからないよ。




答10 もしあなたの人生に最後まで生きる目的が見つからないと

   するならば、達成すれば終わってしまう、そんな「目標」だけ

   を追いつづける一生になってしまいます。
   
   それは一体どんな人生でしょうか。

   目標にたどりつけば「自分は達成した」という一時的満足は

   あっても、時間とともに薄れ、またスタート地点に逆戻り。

   「今度こそは・・」とさらなる労苦がはじまります。

   一点の周りをグルグル回るのみで、

   「人間に生まれてよかった」

   という、生命の歓喜は永久にありません。
 

   ショーペンハウエルは、次のように言っています。
 


生きる意味 ショーペンハウエル
ショーペンハウエル(Wikipedia)

   「苦痛と退屈のあいだを振り子のように揺れ動く」

                   (ショーペンハウエル)  
   

 
   そして、努力して築きあげたどんな成果も、

   人生の幕切れでグシャリとにぎりつぶされてしまうのです。


   長く大きくしようと努めてきたシャボン玉と同じです。

   最後、壊れるものばかりを求めるほど、悲惨な一生はないで

   しょう。

   それなのになぜあなたはあくせく生きるのでしょうか。



問11 生きることに意味はない

    のではないでしょうか。




答11 生きる意味がないのと、

   生きる意味がわからないのとは、

   まったく違います。

   
   人生の目的はある。あるから早く達成せよ。

   というのが仏教です。



問12 人生の目的は人それぞれ

    ではないでしょうか。




答12 そういう人が思い浮かべている目的とは、大学合格、英会話

   をマスターする、スポーツ大会優勝、恋人を得る・・・・・

   しかしそれらばとりあえず今はこれを目指す"という、人生

   の通過駅であり、「目標」と呼ばれるものであって「人生の

   目的」といわるべきものではありません。


   プラトンは、饗宴の中で、次のように論じています。
 

生きる意味 プラトン
プラトン(Wikipedia)

  永遠の幸福は万人に共通した目的 『饗宴』(プラトン)




問13 働かなかったら生きて
 
    いけないし、仕事が人生の目的

    ではないですか。



答13 確かに働かなかったら食べてゆけません。食べなければ死んでしま

   います。
   

   しかし、食べていても死ぬのです。「生きて、何をするか」が明確で

   なければ、働く意味もなくなってしまいます。


この本当の「生きる意味」は仏教に説かれています。

それを知る鍵となる、仏教に説かれる「苦悩の根元」を、

1冊の小冊子にまとめました。

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